●【オーブンがなくてもスポンジケーキが焼ける！】ニトスキでケーキを焼く極意

チャオ！【ドッグライフデザイン　アプリシエ】

アロマ＆ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。

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昨日は
ニトリの小さな鋳物のフライパン「ニトスキ」を使ってつくる
ワンちゃんも食べられるクリスマスアロマケーキ教室でした。

今日もこれから平日クラスですよー。

クリスマスやワンちゃんのお誕生日にケーキを作ってあげたい！
あ、でもオーブンがないからうちは無理だわ。

という方でも、ニトスキと魚焼きグリルがあれば

こーんな立派なケーキが作れちゃいますよ♪

ただし……。

オーブンで焼けば簡単に膨らむのに、

このニトスキ。研究を重ねれば重ねるほど、スポンジケーキを焼くには少々クセモノであることがわかりやした！

ギリギリまで材料の配合や作り方を改良しつづけ、

これでＯＫ！という納得ができる試作品が出来上がったのが前日の朝！

レシピが出来上がったのが当日！

でした。

（前日に出来上がった試作品。でもちょっと真ん中が凹んでしまって失敗です。

うちのビルトインコンロの魚焼きグリルが優秀過ぎて庫内の温度が高温になると勝手に止まってそれ以上作動しなくなるというのが原因です）

スポンジケーキは焼きが足りないと真ん中が凹んでしまうので

しっかり焼かないと高さがキープできません。

かといって、

ニトスキの特性上、魚焼きグリルでしっかり焼くと

てっぺんはまる焦げ！でも中身は半焼けという状態になります。

昨日、お教室をやってみて分かったのですが、

予想通り、家庭のコンロによって火力が違うので、火加減を一番弱火にしても、

お借りした会場の一般社団法人日本ペットケア協会さんの魚焼きグリルは、

表面は真っ黒になってしまい、リトライして2回目にようやく成功しました。

なので、ニトスキと魚焼きグリルでケーキを焼く場合は、

そのメーカーさんのレシピで「ダッチオーブン　ケーキ」というのがあれば

検索してみたり、レシピ集があればそれを参照してみたりして

焼き時間は調整してくださいね。

レシピは後日お知らせするとして…

ここでオーブンないけどニトスキがあればケーキを作りたい！

という方のために、ニトスキでふわふわのスポンジケーキを焼くためのコツをお伝えしますね。

新しく19センチの大きなサイズも出ましたが

ここでは１５センチ（６インチ）のサイズ２枚を使います。

1.　ニトスキでデコレーションケーキを作るときには魚焼きグリルを使う

魚焼きグリルで試す前はガスコンロの弱火で作っていました。

今回のような高さのあるケーキは上下と深部は焼けるけれど、

側面にしっかり火が入りにくいため、せっかく膨らむのに冷めるときゅーーっとしぼんじゃいました。

魚焼きグリルもない！けどケーキは作りたいという方は、

同じレシピで厚めのスフレパンケーキ風のものを２枚焼いて重ねればＯＫです。

2.使う型は１００円ショップで売っている紙の型と金属の型とどちらも使えます。

魚焼きグリルの火力が弱い場合は金属の型を使うと、火の通りがよくない気がします。

紙の型を使う場合は、
側面が少し焦げることがあります。　
１００円ショップで５号の紙の型が売っているので、それをいったん全部壊して、６インチのニトスキの周囲に合うように側面の部分と底をカットして使います。

金属の型の場合は、底が１２センチのものが１００円ショップに売っているので
底が取れるタイプのものを使います。
中に敷紙を敷いて使います。

魚焼きグリルで焼くので上にかぶせるもう１枚のニトスキで隠れる高さの型を使ってくださいね。

また
てっぺんの真っ黒焦げを防ぐには型に対して生地の量を７割～８割にすること。
それから１０分くらい焼いて生地が焼けてきたら、アルミホイルをかぶせてさらにニトスキをかぶせます。
こうすることで表面は真っ黒！中は焼けていないというのを防ぎ、中までしっかり焼きます。

魚焼きグリルの機種によりますが焼き時間は弱火で１５分～２０分くらいが目安です。

3　ニトスキでスポンジケーキを焼く場合はＭ玉の卵３個（約150ｇ）、伴立て法で作る
はじめはシフォンケーキのレシピが初心者にも作りやすいと聞いて、卵白４個分　卵黄３個分の別立て法（卵黄と卵白を別々に泡立てる方法）で作っていました。

この方法だと必ず焼いた後にしぼんで硬くなってしまいました。

ニトスキでスポンジケーキを焼きたい場合は水分が少なめの方が中までしっかり火が通り、膨らみやすいようです。

なので
Ｍサイズの卵３個で伴立て法（全卵を湯煎にかけて泡立てる方法）で
混ぜすぎて小麦粉のグルテンを出さないようにさっくり混ぜる！

これが焼き上がり後にしぼまない方法みたいですよー。

鋳物の鍋やフライパンは火を止めても余熱が利用できるのが省エネになるところもいいところですが、
しっかり焼いてすぐに型から出した方が焼き縮みが少ないようです。

これ、いったい何の修行なのぉ～～～？(笑)
というくらいこの１か月ニトスキでケーキばかり作ってました。
（アロマとドッグマッサージの人のはずだけどなぁ