チャオ!【ドッグライフデザイン アプリシエ】
アロマ&ドッグマッサージセラピストの櫻井裕子です。
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記事の順番がめちゃめちゃですが、新しい発見でちょっと感激したのでシェアします。
最近、ワンちゃんだけでなくて
猫ちゃんにマッサージさせていただくご縁がちょくちょくあるんです。
車の修理工場に保護されたまだ1ヶ月半の子猫ちゃん。
くるくるの巻き巻きアンモナイトみたいなカギしっぽでした。
絵に描くとこんな感じ。
車の修理の待ち時間が結構あったので、
車の修理中に私は猫ちゃんのカギしっぽを修理(笑)
今日は前回の修理のお支払いと今後の修理のご相談だったのですが、
再びしっぽのマッサージをやらせていただいたところ、
伸びたしっぽがまたさらに伸びちゃって~。
しっぽの先端の巻きがゆるくなったのわかりますか~?
……っていうか
猫ちゃんのカギしっぽって
マッサージで伸びるんですね!
なんか感激~!
これならしっぽが細い犬種で
あちこちぶつけて曲がってしまったワンちゃんのしっぽも
ほぐして元の姿に近くなるかも~。
今日は猫ちゃんをマッサージさせていただきましたが、
ワンちゃんのメンテナンスドッグマッサージ®をさせていただくとき、
私はしっぽのマッサージを重要視してます。
なぜかというと……。
①しっぽは背骨の一部
しっぽがしなやかに降れないと腰痛のサインが出ていることもあります。
②しっぽの骨は脳脊髄液の流れと関係があり、この流れが悪くなると心身のあらゆる不調が出るといわれています。
脳脊髄液の働きを解説してくださっているブログがあります。
よろしければ読んでみてまた戻って来てくださいねー。
脳脊髄液の流れが滞る原因のひとつが背骨の歪みだといわれています。
だから曲がったところがなく、
しっぽの一つ一つの関節がよく動いて、
腰や背中の背骨と連携が取れるといい体調が保てそうですね。
③しっぽは感情表現や急ブレーキをかける時などにも役立っています。
感情表現でワンちゃんたちがしっぽを使っているのを
ご存じない愛犬家はいないと思います。
短いしっぽの子はできませんが、
しっぽが長い子は後肢の間にしっぽを入れて、走っているときに急ブレーキをかけることができます。
体のバランスを取ったり、
泳ぐときに舵を取ったりもするので、
しっぽはやはり本来のしなやかな動きができるようにしてあげた方がいいですよー。
しっぽって背骨だったのぉ!
って驚くところまずそこかいっ!
という人にもちょくちょくお会いしますが(笑)
しっぽの骨は「尾椎」っていう名前の背骨の骨の一部ですよー。
私たち人間には尾てい骨で名残が残ってますけど、
しっぽはないので、そこをマッサージするって言われてもどんな感じなんだろう?
と思う人もいらっしゃるかもしれません。
しっぽにはこの尾椎や腰の背骨の腰椎についている
「仙尾筋」というしっぽを動かすための筋肉がついています。
シニア犬になってくるとこの仙尾筋がカッチカチで
しっぽの関節が自由に動かなくなっているワンちゃんがたくさんいますよー。
先ほどの、子猫のみなりちゃんのカギしっぽは
骨をどこかでぶつけたか踏まれて、
あらゆる方向に尾椎がずれて仙尾筋が硬直しはじめていたたために、
アンモナイトのようなカギしっぽになっていたのではないかと思います。
なので、私は硬くなっている仙尾筋をひとつずつほぐして
しっぽの関節があらゆる方向に動くように柔らかくしてみたところ、
くるくるのしっぽがまっすぐに伸びてきた‼
という結果になったのだと思います。
犬はカギしっぽのコは少ないと思いますが、
しっぽが先端まで硬い❗というコは多いので
しっぽの関節を先端から1個ずつ、上下・左右に動かして、
さらにドアノブみたいに回したり、炎を描くようにぐるぐる回してマッサージしてあげて下さい。
特に断尾しているワンちゃんと腰痛があるワンちゃんにはおすすめです。
(馬尾症候群があるワンちゃんはやってもいいかどうか獣医師の先生にご相談ください。)
今日だいぶ尻尾が伸びた、みなりちゃん。
次回の修理の時にはくるりんとなってる先端部分がさらに巻きがゆるくなるといいなぁ。