だいぶ時間が経ってしまいましたが、愛知で開催したことはじめ講座に来てくれたワンちゃんの事例を紹介しま~す。
メンテナンスドッグマッサージ®ことはじめ講座は、
ワンちゃんの見た目でわかる痛みのサイン「HELPサイン」を学び、歩行や姿勢の様子からピンポイントで痛みが出ている筋肉を言い当てることができるドッグマッサージセラピスト櫻井裕子と、
1000頭以上のワンちゃん達と会話をしてきたアニマルコミュニケーター荒木和美が愛犬の痛みのルーツを通訳する最強コラボ講座
です。
2年前に椎間板ヘルニアで立てなくなった経験がある、ラブラドールレトリバーのセラちゃんです。
オスワリすると後肢が横に広がってはみ出しているのが気になりました。
後肢がからだのラインより外にはみ出してしまうワンちゃんって、
股関節のトラブルが発生していることもあり、
背骨のトラブルで腰痛や背中の違和感があると、股関節や膝にもトラブルが出やすい傾向があるようです。
背骨のトラブルで腰痛や背中の違和感があると、股関節や膝にもトラブルが出やすい傾向があるようです。
最近は背骨のゆがみを抱えているワンちゃんがほんとに多くて!
ことはじめ講座でも荒木さんの通訳を通じて
「あ、アタシの背骨は『く』の字に曲がってるんだよ~~!」って
教えてくれるワンちゃんもたくさんいます。
飼い主さんに背骨のチェックの仕方をお伝えして、セラちゃん、背骨のチェック中。
背骨のゆがみって実は……
犬には4つある、
腹筋のある1つの筋肉のコリが大きく関わっていることがわかってきて、
骨盤からついている腸肋筋という筋肉や、お肉の「ロース」に相当する最長筋という筋肉などをほぐしていくと、
少なくとも『く』の字に曲がっている部分や大きな背骨のねじれが改善していくことが最近わかってきました。
セラちゃんの飼い主さんに日々のマッサージ方法のワンポイントアドバイス中~!
腸肋筋を、あっちゅ~~まにほぐせる魔法みたいなテクニック「ハエマッサージ」
基礎コースでは、みんなハエになりきって手をこすり合わせる(笑)
メンテナンスドッグマッサージ®名物のテクニックの1つ。
これも4つある腹筋の1つで、骨盤のゆがみの解消を狙ってマッサージする際には
腸肋筋とセットで行うといい、「内腹斜筋」のマッサージ。
この腹筋。骨盤の「腸骨」っていう骨の内側からついているのですが、
この骨盤の内側の付着部のポイントは
膝や股関節の曲げ伸ばしの時にメインで動いてくれる筋肉も複数ついていて、
ポチっ!と押すと……膝や股関節の動きの改善にもつながるとっても便利な一石二鳥以上の効果が期待できる魔法のポイントなんです。
そして大型犬は、後肢の足首が曲がりにくい事が多くて、
飼い主さんが「えーー!!足首って曲がるんですか?!」っておっしゃることも実は多いんです。
犬の場合、「股関節と膝」、「膝と足首」はセットで連動して後肢の曲げ伸ばしを行っているので股関節の動きに制限がかかっている場合には膝を動かしにくいし、膝の動きに制限が出ると足首が動かしにくいんです。
(もちろんその逆もありますよ)
セラちゃんの足首も曲がりにくかったんですが……
あはは~!
セナちゃん、しっぽの風圧が
すごいんですけどぉ~(笑)
メンテナンスドッグマッサージ®ことはじめ講座では
あなたの愛犬のからだの痛みのサインを学び、
今出ている痛みにつながる原因となる、飼い主さんも気が付いていない過去に起きた捻挫や背骨のトラブルなどをアニマルコミュニケーションで通訳してもらい、
マッサージ方法や生活で気を付けることなどをアドバイスしている大人気講座です。
千葉&愛知のことはじめ講座、ただいま秋冬のお申込みを受け付けています。
10月には広島での開催もありますよ。(広島の詳細は後日発表します。)
~お知らせ~
今年最後(つまり平成最後!)の開催予定の愛知のメンテナンスドッグマッサージ®基礎コース
9月21日からの「解剖学動画配信+スクーリングコース」の開講が決定しています。
大阪や富山からの遠方の方からのお申込みをいただいています。
まだお席がありますので、迷っている方はお早めにお申し込みお待ちしています。
櫻井裕子最新刊
発売直後、アマゾン犬部門第1位獲得!!!
メンテナンスドッグマッサージは、犬の解剖学に基づく基礎知識の上に成り立っているマッサージです。
最大の特徴は「速効性です」。
普通のケースであれば10秒以内に、カチカチに凝り固まった筋肉が柔らかな筋肉に戻るのを実感できます。
続きは本をお読み下さい♫